実写版のセーラームーン

 今日の朝、ほんの偶然にTVを付けた。

 ドラマをやっていた。

 かわいい、というか若い女の子が出いていて、なんとなく怪盗のようだった。木の枝に乗っていて、それは洋館の庭で、庭には警官がわらわらいた。建物のなかには、宝石があり、それを怪しげな人物が鑑定する。「本物です」とかなんとか、いって、まあ、ありがちな場面。

 キャッツ・アイというマンガを映像化したような、そういう雰囲気で、物語はドタバタして、若くてかわいい女の子たちの、黄色いお世辞にもうまいとはいえない演技に、オヤジ的にニヤニヤしながらみていた。

 すると、とうとう悪役が出てきて、そいつが随分な格好をしているので、このドラマがドラマではなく特撮であることに、気が付いた。やばい、クサイ演技やとってつけたような展開から、特撮臭が漂っていたのに、TVなどここ3年もみていないから気がつかなかった。

 あれよあれよという間に、二人の女の子が出てきて決戦となったら突然「へんしん!(とかなんとか)」でCG付きの映像で、クルクル回ったら、髪の毛は色が付き、セーラー服になって「月にかわっておしおきよ!」

 やられました。

 敵ではなく

 私のハートが。

 事前になんの心の準備もありません。あまりにも突然でした。実写版の存在など全く知りませんでした。直前まで夜8時とかのドラマの再放送だと思ってみていました。あまつさえ、オヤジ化がすすんで、このネーチャンかわいいねえなどと、鼻の下を伸ばしていたところでした。

 おすすめはいたしません。

 ただ「良くできていた」とだけ、言っておきましょう。金もそれなりにかかっているようでした。

 ちなみに、白状すると(しなくていいって?)

 私はセーラーマーキュリーが好みです。

 まあ、とりあえず、ここにでもいってください。

http://sailormoon.channel.or.jp/index.html

 朝7:30。来週起きれるかなあ。