2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

前々からWebでゲームを作ってみたいと思っていたが、いろいろ考えるだけで、そのまま放置している。ゲームといっても、テキスト・アドベンチャーなんだけど。 とりあえず、いま、自宅サーバにZopeを入れてみたのだけど(まだ非公開)、これってゲームとか作…

「Aha!量子力学がわかった」 isbn:4534031602 google:一石賢 量子力学がわかった

何度も逃れようとしたが 運命は 私を捕らえ 放さなかった / 私が行なったこと 行わなかったこと 言ったことば いわなかったことば あらゆることが とりかえしのつかないものとなって 私や誰かの記憶の底に 沈んでいった / そういえば 私はネクタイをしてい…

「人間の手がまだ触れない」 isbn:4150106436 google:シェクリイ 人間の手がまだ触れない

おれがほしいのは おまえの肉体だろうか それとも おまえの欲望だろうか

話題の文芸春秋3月号は月刊誌としては異例の重版が決定しました。もうすぐ再び書店などに並ぶでしょう。ちなみに私は途中で挫折してます(「蹴りたい背中」「蛇にピアス」両方)

「荘子」 isbn:4003320611 google:荘子 渾沌

私の身体に 穿たれた穴は 何ものも 破壊することなく そこにある / やがて大きな鳥が飛来し 穴をついばむ 空を蔽うほどの 大きな翼の下で 私は死を向えている / わたしに さみしさを くださいませんか わたしに かなしさを くださいませんか / 空虚な穴を…

2/14コメントありがとうございます。励みになります。あいかわらず自宅サーバにふりまわされています。ダイナミックDNSがきちんと反映されないのです。

「ブッダのことば」 isbn:4003330110 google:中村元 ブッダのことば

外があり 内がある / 鬼に豆をなげる 豆をなげる前に 鬼がいたのは 外か 内か / 外と内を分断するために 白い線を引け 赤いバケツに石炭を入れ そのまままっすぐに 白い線を引け / その線が消えるまで 我々の 鬼ごっこは続く

「棒がいっぽん」 isbn:4838706138 google:高野文子 棒がいっぽん

君と 僕のあいだにある 何枚かの皮には 幾億かの細胞が敷き詰められ 君をつつみ 僕をつつみ 隔てている / 細胞の ひとつひとつには 神が戯れに 記した命令が キリキリと ねじられ 折りたたまれている / この 切ない想いが 細胞のなかのつまらぬ戯れの結果…

というわけで、上の本は今日入りました。知ってる人の作品が載ってるのはなんだか不思義で、へんに、にやにやしてしまいますね。今日はまた、文芸春秋3月号も買いました。 「蹴りたい背中」「蛇にピアス」両方全文掲載です。お買い得なので、読んでみたいけ…

「ショートショートの広場15」 isbn:406273947x google:ショートショートの広場 15

今日は下の本を読みましょう。

040212

「鳥」 isbn:4488206026 google:デュ モーリア 鳥

その笑顔が 僕だけのためにあると 僕だけに向けられたものだと 思ってもいいですか / 乾いた空気を通過して 君の笑顔は 僕を気弱な独裁者へ 変貌させる / なぜ 僕だけのものではないのか なぜ 僕だけのものであってほしいのか / 君の笑顔は 乾いた空気を…

「ラカンの精神分析」 isbn:4061492780 google:新宮一成 ラカンの精神分析

不適当なところに句読点をうってみよう。「このこ、とから考えると人間の個、体が鏡像に向かっ、た時に示、す強い悦びの中には、自、我の統合と。性的、な活動の両方が。混在、していると推定される。すな、わち人間はこの、時期に鏡。像としての自、分を理…

040209

土日は疲労度が高く爆睡。

「完全な真空」 isbn:4336024707 google:スタニスワフ レム 完全な真空

連続していると思っていた それが突然途切れたときに 私は生まれた / 断片の集合となった 時間 そのひとつを つまみあげ 息をふきかける / たちまち時間は溶けて 消えてしまう 私の手の中には何も残らない / ただ 私だけが 残る

相変わらず、サーバをいじってます。大変苦労してインストールしたにもかかわらず、Zopeは使わないでしょう。ちなみにXoopsは結構簡単にインストールできましたが、重いので使わないでしょう。はあ。

「アンダーグラウンド」 isbn:4062639971 google:村上春樹 アンダーグラウンドどこかで村上春樹は地震もサリン事件もなんでも個人の内的な問題に還元してしまうという意見があった。 片岡義男が「映画を書く」で、戦争による不幸が身の上話に還元され、それ…

物語はつねに われわれとともにあり われわれは 物語によって生かされている / 残酷で気まぐれな神に 翻弄され 無数の無関係の事象から 物語の花束を つむぐ / 「私」という名の物語が私を支えている 神が脳にあたえた もっとも重要な 機能:私 / 痛みす…

自宅サーバ構築でいろいろやっていて時間を使っています。 というわけで遅れぎみ。

「日本語は進化する」 isbn:4140019417 google:加賀野井秀一 日本語は進化する