物語はつねに
われわれとともにあり
われわれは
物語によって生かされている

残酷で気まぐれな神に
翻弄され
無数の無関係の事象から
物語の花束を
つむぐ

「私」という名の物語が私を支えている
神が脳にあたえた
もっとも重要な
機能:私

痛みすら感じない世界に
住むよりも
私は幸福だろうか