2004-01-01から1年間の記事一覧

040209

土日は疲労度が高く爆睡。

「完全な真空」 isbn:4336024707 google:スタニスワフ レム 完全な真空

連続していると思っていた それが突然途切れたときに 私は生まれた / 断片の集合となった 時間 そのひとつを つまみあげ 息をふきかける / たちまち時間は溶けて 消えてしまう 私の手の中には何も残らない / ただ 私だけが 残る

相変わらず、サーバをいじってます。大変苦労してインストールしたにもかかわらず、Zopeは使わないでしょう。ちなみにXoopsは結構簡単にインストールできましたが、重いので使わないでしょう。はあ。

「アンダーグラウンド」 isbn:4062639971 google:村上春樹 アンダーグラウンドどこかで村上春樹は地震もサリン事件もなんでも個人の内的な問題に還元してしまうという意見があった。 片岡義男が「映画を書く」で、戦争による不幸が身の上話に還元され、それ…

物語はつねに われわれとともにあり われわれは 物語によって生かされている / 残酷で気まぐれな神に 翻弄され 無数の無関係の事象から 物語の花束を つむぐ / 「私」という名の物語が私を支えている 神が脳にあたえた もっとも重要な 機能:私 / 痛みす…

自宅サーバ構築でいろいろやっていて時間を使っています。 というわけで遅れぎみ。

「日本語は進化する」 isbn:4140019417 google:加賀野井秀一 日本語は進化する

もうすぐ お月さまも とまるよ と娘がいった / 赤信号で停車して 空を見る 白い丸い昼間の月が 浮かんでいた / お月さま、ついてくるよ どんどん、どんどん ついてくるよ / ねえ、どうしてついてくるの? どうして どんどん、どんどん ついてくるの? / …

日常

自宅Webサーバはいきなりhttpdが起動せずはまる。よしよし、これがlinuxだ。でも時間がないので、再インストールかなあ。 相変わらずiPaq h2210がメインマシンで、今はマクドで書いています。キーボードは恥ずかしいけど、まあ、いいかという感じ。 純正品が…

今日の一冊

「西遊記−トリックワールド探訪−」 isbn:4004306663 google:中野美代子

透明思考

論理を壊せ 説明を排除しろ 言葉のつらなりに 意味を埋め込むな / ここはなにもないところだ なにもないところだからこそ なんでもできる 法則はない 規則もない その気になれば100ページ先へ 飛ぶことだってできる / ただひとつ あるのはおのれの限界…

今朝FedoraCoreをインストールした。2時間もかからず終了。パーティションなど切らず、Windowsは上書き消去したのでただCD−ROMから起動するだけだった。 昨曰のルータのおかげでネツトにも勝手につながった。 ちなみにインストールには本(ムック)のCDを使…

「火車」 isbn:4101369186 google:宮部みゆき 火車

詩なんか簡単だ 目の前のことを そのまま書けばいい 酒を飲む そばを食う 黒い服を着る 笑う なにも考える必要はない ただ生きていることを示せばいい / ただ生きていることを示せばいいのだから 詩なんか書く必要はない 飲みたいだけ酒を飲み 食いたいだけ…

ルータを購入。4000円弱とだった。いつの間にこんなに安くなったのだろう。しかも、ダイナミックDNSとか、パケットフィルタとか、なんかいろいろできるらしい。 で、Windowsもマックもあっさりネットにつながった。30分もかからず、拍子抜け。 さて、…

情報の独占の崩壊による権威の失墜

(1999年の夏に、某メルマガ配信会社の採用試験用に書いたものからの抜粋。ちなみに、不採用でした。) インターネットの出現は活版印刷の発明を思い起こさせる。 ヨーロッパのキリスト教文化において、活版印刷の発明と教育水準の向上は教会の権威を失…

「グーテンベルクの銀河系」 isbn:4622018969 google:マクルーハン グーテンベルクの銀河系 グーテンベルクがつくった聖書が表紙に使われています。非常に美しい装丁です。

グーテンベルクは何をしたのか ほんのわずかな特権階級のものだった 魔物を 人々に開放した / 機械の力を得た魔物はつぎつぎと増殖し 夜といわず 昼といわず 人々を虜にし 惑わせ 生活を破壊していった / ボヴァリー夫人は私だ! / 寝ませんか、そろそろ

「三びきのやぎのがらがらどん」 isbn:4834000435 google:三びきのやぎのがらがらどん

三歳になる娘が、もっていたお菓子をみせて おとうさん食べる? ときいた。 食べる とこたえると 娘はうれしいような 困ったような顔をして 手にもった自分のお菓子を ほんのちょっと 米粒ほどの大きさにちぎって。 / あげたいけど、あげたくない。 あげた…

日常

体調がすぐれず、いろんなことが遅れ気味。むー。 私信:誕生日はすっかり忘れていました。おめでとう。ロザンドのCD注文しときます。

今日の一冊

「三つの小さな王国」 isbn:4560071373 google:ミルハウザー 三つの小さな王国

透明思考

ときどきこんなふうにおもう。 僕たちは列車にのっている。 行き先はわからない。駅につけば、降りることもできる。けれども駅から出ることはできない。できるのは乗り換えることだけだ。どの列車も、どこに向かうのか、わからない。ただ、自分の感覚を信じ…

今日の一冊

「人間とは何か」 isbn:4003231139 google:トウェイン 人間とは何か

透明思考

あらかたの仕事をおえての家路 だれもいない車両にのりこむ けれども座席につくと、目の前の席にはいつのまにか あなたが座っている / もしも、わたしがあなただとしたらどうだろう どんなきもちがするだろう / わたしのやりのこした仕事はたいしたもので…

日常

「英雄」のDVDを買う。おまけディスクを観るが、映画公開時に発売されたメイキングを観ていると、それほどでもない感じだった。(あちらの方はおまけじゃないから当然か) 子供が熱をだしたりして、こっちもやられぎみ。

「無縁仏」進行記

あるテーマにまつわる短編集では今月「無縁仏」というテーマに決まった。 いつものように、テーマの言葉から、締切も間近になって、アイデアが浮かぶ。さて、締切まであと一週間ほどで、小説が書けるだろうか。 このままいくと、締切までに書けそうにない。…

今日の一冊

「死刑の前」 http://www.aozora.gr.jp/cards/000261/files/4324_14048.html google:幸徳秋水 死刑の前「思うに、人に死刑にあたいするほどの犯罪があるであろうか」