飲み会自治会忘年会 拍手に握手に民宿で 祝辞にケツ字に東大寺 毎度ハズレのバスガイド 温泉デブ専いかんせん やるかい?バカかい?へーそうかい? まんじゅう怪獣改装中 場末の撒き餌のエテ公の 赤面ごめんよ洗面器 踊れよ回れよ 空高く 感激カラカラ観覧車

嘘にまみれた世界から 逃れ 長い坂を上って たどり着く きみの部屋の あかりが 懐かしい / まるで 暗い海に向け 静かに回転する 灯台のあかり のように 遠く暗い森から 小さな羽を動かして 光に向け やってきては 飛び込んでいく 甲虫のように / ほんとう…

からだが言葉を生みだす 知識はそれを助けるだけだ 歩け 歩け からだが言葉を拾い上げ 振動が言葉をふるい落とす 歩け 肺が収縮し 心臓が波打つ 血液がめぐり 瞬きをすれば そこに私が立っている

すなのかけら かぜのざわめき ひとりだけ とりのこされた さみしさ / てをのばし くるしみを まぎらわす まとわりつく ちいさなかけら / みんな いってしまうよ みんな いってしまったよ / てのひらいっぱいの おもいで きえてしまった ささやき ひとりだ…

どこかで悪魔が線を引き 私の心は有限の 破片からなる パズルとなった / やみくもに 掴み でたらめに 組合せ 私は なんとか人間の 体裁を 整える / パズルの破片は つぎつぎと失われ 私は 追われるように パズルを 組合せていかねばならない / 色とりどり…

嘘くささを消し去るためには、正直になるしかない。 一点の曇りもなく、正直になること。 それができるならば、もちろん苦労はしない。 / けれども、おそらくそれしか方法はない。 / しかし、この言葉は。 いま、こうして書いている言葉はまったく偽りのな…

どこかで私は嫉妬している 心の奥で 誰かの顔に泥を ぬりたいと思っている / にこやかに まるで親切で お人好しのふりをしているけれど 本当は私は 嫉妬深い 小さな人間なんだ / 小さな人間なんだ と 誰かに訴えかけて どこかで私は なぐさめを 求めている…

回転する車輪を受けて きしむ地面の叫び声を 聴くことができますか / あたたかい飲み物が欲しい 十全に用意された部屋で プライドを いささかなりとも 傷つけられないように タオルを首に巻き 砂糖もミルクも入れずに / そして俺は叫ぶ おまえの叫びに 呼…

巨人が地面に手をついたように プラタナスから 落ちてきた枯れ葉が アスファルトに 影をつくる / カラカラに乾いて 風に吹かれる おおきな手を 見ながら 私は150円で買った 甘い水を 飲んでいる / おまえに生きる価値はあるか という問いは 意味を持たない…

サンタクロースが僕の 枕元に来ることは なかった / 僕の家の屋根の上には 煙突はなく 父も母も 十字架など知らず したがって僕の夜空には 鈴の音が響くことも なかった / 今日もまた 僕は 夜を突きぬける 列車に乗って 君のもとへ さびついた言葉を 届け…

日記をhttp://fictions.iobb.net/nikkiに移ります

日記ツールが以外と早く、いい感じにしあがってきたので、まだ作成中なんですが、バックアップもできたし、試験運用兼々、そちらにうつることにしました。http://fictions.iobb.net/nikkiです。

敵とか味方とか 善人とか悪人とか そういった見方をすてよう その人のその人なりの立場があり、考えがあり、欲望がある そのときどきで言うことがちがっても そのときどきでやることがちがっても 敵とか味方とか 善人とか悪人とか考えず そこには なんらかの…

「ひき裂かれた自己」isbn:4622023423 google:レイン ひき裂かれた自己

書籍バーコード

年始から今まで、自宅サーバを構築しているというのもあるが、実際には、誕生日が連続してあり(実は家族全員が1〜3月生まれ)、4月は年度末&進級などあり、さらには風邪でつぎつぎと家族がダウンし、生活には時間的余裕がなく、ずいぶん更新できなかっ…

サイトのリニューアルを企んでいろいろやっていて、更新が滞りがちです。とはいえ、「はてな」はやめるつもりはないですが。みなさん、投票は忘れずにね!(−>おれ)

「あなたの人生の物語」 isbn:4150114587 google:テッド チャン あなたの人生の物語

もしかすると一生気づかないのかも知れない パンドラの箱の中にはなにが入っているのか / 青酸カリと猫が居て 神が サイコロを振るのを 待っているのか / それとも カブトムシが居て 私のこの痛みを あなたに気づいてもらえる日を 待っているのか / 言葉…

「トゥルー・ストーリーズ」(新刊) isbn:4105217089 google:ポール オースター トゥルー・ストーリーズ

ゆっくりと 死んでいく / ひび割れた コンクリート 抜け落ちた 猫の毛 / 捨てられた マネキン つぶされた 自動車 / 彼らは一度でも 愛されたことが あっただろうか / 破れた ソファの背もたれ 塗装の剥げた ケイタイ / ゆっくりと 死んでいく / 雨に濡…

前々からWebでゲームを作ってみたいと思っていたが、いろいろ考えるだけで、そのまま放置している。ゲームといっても、テキスト・アドベンチャーなんだけど。 とりあえず、いま、自宅サーバにZopeを入れてみたのだけど(まだ非公開)、これってゲームとか作…

「Aha!量子力学がわかった」 isbn:4534031602 google:一石賢 量子力学がわかった

何度も逃れようとしたが 運命は 私を捕らえ 放さなかった / 私が行なったこと 行わなかったこと 言ったことば いわなかったことば あらゆることが とりかえしのつかないものとなって 私や誰かの記憶の底に 沈んでいった / そういえば 私はネクタイをしてい…

「人間の手がまだ触れない」 isbn:4150106436 google:シェクリイ 人間の手がまだ触れない

おれがほしいのは おまえの肉体だろうか それとも おまえの欲望だろうか

話題の文芸春秋3月号は月刊誌としては異例の重版が決定しました。もうすぐ再び書店などに並ぶでしょう。ちなみに私は途中で挫折してます(「蹴りたい背中」「蛇にピアス」両方)

「荘子」 isbn:4003320611 google:荘子 渾沌

私の身体に 穿たれた穴は 何ものも 破壊することなく そこにある / やがて大きな鳥が飛来し 穴をついばむ 空を蔽うほどの 大きな翼の下で 私は死を向えている / わたしに さみしさを くださいませんか わたしに かなしさを くださいませんか / 空虚な穴を…

2/14コメントありがとうございます。励みになります。あいかわらず自宅サーバにふりまわされています。ダイナミックDNSがきちんと反映されないのです。

「ブッダのことば」 isbn:4003330110 google:中村元 ブッダのことば

外があり 内がある / 鬼に豆をなげる 豆をなげる前に 鬼がいたのは 外か 内か / 外と内を分断するために 白い線を引け 赤いバケツに石炭を入れ そのまままっすぐに 白い線を引け / その線が消えるまで 我々の 鬼ごっこは続く